2020年の過ごしかた

令和2年の2020年が始まった。年号と西暦で2がこれだけ並ぶのも珍しい。2の意味するところはまさに令和の和。異なるものどうしであっても、和やかな心でつながり仲良くあること。まさに「和」の精神を彷彿とさせる2ー2−2。

数秘を少しでも学んだ方なら、単数変換をご存知だろう。バラして足して最終的に1桁にしていく。2020年は2+0+2+0=4だ。4の年。禅数秘では西暦を意味する2020年が通用するのは地球との認識で「グローバルナンバー」と呼んでいる。西暦を使用する国なら誰でも通じる力だ。なお、西暦そのものについては、改めてその成立について追ってみたい。あなたが「4」をもっているなら、この1年は備えもつ4の力は長所として発揮され、4を持っていなかったとしても、この1年は「4」の舞台によってあなたのもつ数字たちが影響されていく。とくに、1、3、5、9、をもつかたは地に足つく感覚が得られているかどうかが、4らしいかどうかの見極めポイントになってくる。

継続する

「4」の最大の強みは継続だ。何か続けられそうものがあれば、可能であれば「毎日する」を意識して、手足を動かしてみることだ。筆者も、今年はブログの更新を習慣にしている。ちなみに昨年まではブログ投稿はメルマガのコピペ程度で当ブログもほったらかし。今年になってブログ更新を始めてみたところ、最初は3日に1度であっても、2日に1度になり、毎日となり、毎日何記事もというように、どんどん楽しくなってくる。習慣化することで潜在意識のシンプルな動きが、先延ばししようとする顕在意識を凌ぐようになり、毎日更新しないとスッキリとした気分にならない。その気分になるのが嫌になっていくのだ。1段落でも書けばいい気分でいられる。その「いい気分を味わう感覚の継続」が、何をするにしても、日々是ハッピーでいられる地味ながら、丁寧な生き方の根本になってゆく。そして継続されたものは必ず生産性を持って、あなたにギフトとして帰ってくることを伝えておこう。

ととのえる

「4」と「5」は身体性と親密な数字だ。物質を意味する4。空間の主役は「4」だ。四方八方。碁盤の目の街並みに四角形ベースの建物。ドアや窓の建具も4。机や椅子も4本足。安定第一のハード面に支えられて、ソフト面の暮らしをととのえる時、今の環境そのものを見直ししていく。暮らしをととのえる意味は「身心をくつろがせる」ためなのである。

レイアウトをチェックする

家財の修繕や取り替えをするだけで気の通りがよくなる。身体のなかでも、脳と環境との相関関係は影響はかり知れない。脳をいかに心地よい状態にしておくかによって、居住空間から生まれるイメージや、思考のクリア度に直結する。普段の思考は言葉となり、人生を彩っていく。4は「清潔」と「整理」が得意な数字。4をや8をもつ方なら、主体的に暮らしをととえる点で、まずは家財をチェックしてみよう。

空間をととのえる

4や8を持ち合わせていなくとも、パッとみた時に気になるものがあれば、改めてみること。買い換えてもよいし、場所を動かしてみても良い。さらには、絵を飾ってみたり、花を置いてみる。観葉植物の元気度で部屋の清潔度は一瞬で分かる。好みによってはアロマの香りやお香を焚く。さらに、神棚や仏壇、もしくはそれに近しい聖なる空間をしつらえるだけで、気分はグッと変わる。そして、掃除やお手入れをこまめにして、誇りや汚れをすぐに拭き取っていくことだ。明鏡止水という禅語が思い浮かぶ。止まっている水は鏡のようにさえさえとしているさまだ。その心が澄んでいるなら、居住空間も澄んでいく。空間や環境は心の内をあらわし、心の内は空間や環境にリンクする。今、あなたの居住空間を見回した姿があなたの心のうちだ。お寺や境内といった掃除された空間は無言の説教師と古来より言われる由縁だ。

ゆるめのルールをつくる

ととのえられた空間でのくつろぎを得るためには、自分で自分にお膳立てをすることだ。例えば、起きる時間を定めてモーニングコーヒータイムをつくる。コーヒーを飲む間は、よそごとを考えずにコーヒーと一体化する。自宅では実家の寺のvolvicとほぼ一緒の水質をもつ軟水で湯を沸かし、コーヒーを豆から挽き、入念にドリップしていただく。朝の日課だ。その前にも坐禅をしたり、朝のお勤めをして祈る。観葉植物に水をあげるなど、朝はなかなかやることがある。マイルーティーンとしているこれらの所作をやっているうちに心が整理され、穏やかになってくる。たとえ、日によって睡眠時間が短かった朝があっても、朝のルーティーンをこなすうちに調子が出てくる。起きる時間を決めるだけで1週間で体重が減った経験もある。在意識は、単純な日々を積み重ねることでパワーを取り戻していく。生活の単純化は気力を産み出す。あまり細かくルール化せずに“ゆるめのルール”にしていくことが継続の秘訣だ。

気づきの力に留意する

日常を単純化すると何が起こるだろう? 「違いに気がつけるようになる」観葉植物の葉が少し伸びた。葉が大きくなった。色がちょっぴり変わった。“わずか” “ほのか” “ささやか” とといった微細な違いを気にかけられるようになる。さらにじっくりと観察してみると、昨日と違う姿に生命の神秘を感じたり、目には感じ取られずとも、一瞬一瞬止まらずに生成している植物の生命力のなかに、森羅万象はるかな宇宙の営みを感じとる感覚も生まれるかもしれない。さらには、太陽や水、土、ここまで育ててくれたり、運んでくれた人たちの想いや、日々の手入れに想いをはせることもできる。感じる→観じるへの移行は、広義の瞑想と言っていいし、暮らしの禅化と表現している。一瞬のなかに生命の息吹と、全世界の働きを観じとる“気づきの心”は侘び寂びの心にも通じてゆく。

気づきの心を対象だけでなく、自らの心に注意深く向けてみたらどうだろう? 心の中の動きを観察して意識化し、言語化していく営みだ。実に地味な行為だけれど、情報やタスクに追われているのが表面だとすると、気づきの心を生きることは、深層につながるチャンスだ。自分の心の動きに気づいて何を感じ、何を想うのか? 自らに問いかけて、自らで答える。問いかけるよりも答えに時間をかけていくことが重要だ。これは禅呼吸で吐く息を長くすることとも関連していく、人生の質感を深めてくれるだろうし、その深めた心で出会う方々を想ってみよう。やらないことをオススメしたいは、人の言葉をコピペしたり、書物に頼らないことだ。

身体を鍛える

実感を伴いたい4、継続の4、くつろぎの4、これまで述べてきた。ダイエットや、肉体改造、筋肉アップなど、身体を進化させたい意図をお持ちなら、今年はとくにオススメしたい。ヨーガ、気功、ピラティス、軽運動ワークetc.続けられるもなら身体は必ず変化する。その変化を実感して次への意欲が湧く。あなたにあった続けられるものはなんだろう? 大切なのは、くつろぎを忘れないこと。動かしたあとに筋肉は破壊と創造を繰り返す。創造の時間にムチを打っては、新しいものが生まれてくるチャンスの芽をつむことになる。継続ー実感ーくつろぎ。このリズムを繰り返すことによって、身体はととのえられ、調子はあがり、健康であることの資本に帰る。結果的に投資となり、後手になる医療や薬にさくものを軽減することになる。週に3時間を心がけたい。

コロナウイルスより怖いもの

2020年。予期せぬ事態が発生。「中国でくしゃみをすれば世界が風邪を引いてしまった」2月から連日目にするようになったコロナウイルス。感染者数から、経済危機、オリンピックの延期確定を境に都市の閉鎖(ロックダウン)に主題が移り、著名人が感性したことから、再び感染者数の実態へと表面的なニュースが飛び交う。気になるのは、終息の目処が立たないどころか、数年、暗黒時代が続くかもという悲観的なものの見方だ。とくに、観光・飲食・イベントは、今までのようにいかない、あてにしていたものがあてにならなくなった。それでも維持のため支出は増える。感染者は増え続けるのか? などど思い始めたらキリがない。この心配性や考え続けてしまう思考の動きそのものが、やがて集団意識となり、長期化すれば、悲観的であきらめたくなる心境に埋もれていくのが、ウイルスよりも怖い脳内現象だ。

そこで、楽観的かもしれないが、もう元通りになることを期するよりも、次の時代を創ることを一緒に考えていこう。もうすでにそういう動きは出始めている。利よりも徳を積む人間が表舞台に立つ時代。「絆と助け合い」に生きること。そこで注目されているのは、伝統的なもの。禅も数秘も2500年の歴史で通じているけれど、ただ年数を唱えるのでなく、実際にその重みを感じると、幾多の苦難を乗り越えて守ってくれた人たちのことを思わずにはいられない。事実は知りようもないが、察するに絆と助け合いではなかっただろうか? 今こそ、古きに学び新しきを創る温故創新に認識を切り替えていくことで、今回の事態からの学びと実践に立ち上がっていきたいと思っている。

そのためには、自分を落ち着けていくことでは禅の出番。そして改めて、自分の生かし道を具体的に創り出していきたいという方は、数秘を手がかりにしてみたらどうだろう。個の魅力がますます問われる時代。そして、何ができるのかという意味では数字の真意が読めるようになることは、人生を安らかにして希望をもたらしてくれる。数字の力を話せるものどうしで、計り知れないコミュニケーションパワーを宿すことができる。そこで、動きを速めるために禅を役立てるなら、禅も大喜びだ。

コメント

  1. 佐々木眞弓 より:

    突然ですが
     最近神様が、繰り返し伝えて下さる事が書かれていて、嬉しく、ありがたく読ませて頂きました
     今、レイアウトをチェック中です。物質、思考、心 なかなか進みませんが、日々手が止まったとき、ふともやっとした暖かさとか、吐き気等…
     色々なきずきを頂いています
      読んで頂き、ありがとうございました

    • zen-ses より:

      コメントありがとうございます。環境をととのえて、心がととのえられ続けることを願っています。

error: Content is protected !!