目前心後


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【バックナンバー2013.03.09】

 

先月、身体のナマリを感じて運動を始めた頃、

 
俄然、運動量を増やしたら、
あることに気がつきました@@

 

走り込み、腕立て伏せ、腹筋、ダンベル・・
笑うとお腹いたいし、
駅の階段を昇ると、自然と2段飛ばしになるし笑)

 

いずれも身体の前半分ばっかり鍛えて
後ろがお留守!!!

 

しかも、筋肉は日に日に硬くなっていくので、
なんとなしに、姿勢に前のめり感が。。。
そんな時、奇しくも先週、
ヨーガ歴10年のインストラクターさんと会食。
「寺澤さん、後ろ側を延ばすと、全体が美しくなりますよ!」
(。。。たしかに前についた分、
後ろはのばしてやわらかくだよな。。。)

 

急にバランス取りに目覚めてしまい、
【教わった有効な動き】をすることに。

 

身体はすぐに反応を始め、後ろが伸びている感覚が今います。
こうして電磁波浴びていても、スッキリ度が増してきてます。

 

といいますか、坐禅の時の天地まっすぐ感が、
より日常にくっきり意識されてきている感じです。

 

これは筋肉に限ったことでなく、
時に生き方も、前のめりに過ぎていないかな?

 

猿のようなマインドは

次へ次へとマインドがスキップして、
「現在」にいなくならないかな?

 

思い出すのは禅を極めた舞い師

世阿弥のことば

 

目前心後 (もくぜんしんご)

 

を見よ。
  後ろにおけ。

 

舞を舞う時の心得で

目の前や左右は自分の目で確かめることは出来るけれど、後ろは自分で見ることはできない。

だから、後ろは心の眼でみていく。つまり、後ろ姿に心を配らなければ、いい舞は生まれない。

 

これって

後姿が人生を語るような。人の色気をつくっていくことなんだろう。

うるさく言葉を並べなくても、無言の背中こそ、最も雄弁なのかもしれない。

 
・・と日々への密接度にきっかけを与えてくれることになりました。
「後ろ」がさみしがっていないだろうか?と思うことにもなり、
それは、身体の声をきくことだったり、既にもたらされている生活を
メンテナンスすることだったり。遠ざかっていた音信に帰ることであったり。

 

つまりは、まずは人間であることに落ち着いてみる。

 

という初心に帰してくれたのでした。

 

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曹洞宗一等教師。宗教学修士。国際メンターシップ協会認定メンター。人生という旅を禅の力でたなおろし、根こそぎ生き直す「つきぬけ禅」を普及しています。禅数秘学の師としても、博多、大阪、東京、仙台、名古屋を巡業中!

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