愛徳者
- 2016年02月20日 |
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『桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す』
(とうりものいわざれどもした、おのずからけいをなす)
禅語ではありませんが
好きな言葉なので紹介します。
徳人の下には何ら特別なことをせずとも
自然と人々が集まってくる。
桃や李(スモモ)は言葉を発することはないけれど
美しい花と美味しい実の魅力にひかれて人々が集まり、
その下に自然と道ができてきます。
司馬遷「史記」李将軍伝の原典に触れると
桃李を“仁徳者”の意味で用いています。
仁徳者を立派な人という意味に受け取ると
ちょっと遠くなりますね
そこで
寺澤流です
仁 を 人 + 二 と読むと
二人
二人 = 愛
仁 = 愛(言葉の奥の想いを深く察する根本心)
「仁徳」を意訳すると「愛を根とする心」
すなわち・・・
愛徳者という(寺澤造語^^)
聞き慣れないことばながら
愛し愛される道に生きる者
聖人君主は程遠くとも
ここなら手が届きそう!
あなたをはじめ
周囲にもいませんか?
本人はもの静かにしていても
“雰囲気”をもっている方
思わず話しかけたくなる!
そういう方は、ドンピシャ愛徳者であり
声をかける方も愛徳波動をそなえる愛徳者
1人、また1人と増えていくなら
桃や李の生命が生かされていく道は
自ずから集まる人によってつくられていく
そういう人でありたいと思う想いと
そういう人であるには?という答えを
この言葉に触れる度に出したくなります
一流や超一流という方も
仕事つながりの方でも、
クライアントさんのなかでも
大切な友や想い人にも
桃李さんの質感とは
根っこで落ち着き、穏やかな間合いで
自らとつきあっている方のように思います。
下がガツンと坐ってくると、、、
雰囲気がね。。。
濃くなってゆくのさよ 笑
あなたには
どんな方のように受け止めますか?
『桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す』
(とうりものいわざれどもした
おのずからけいをなす)
司馬遷「史記」李将軍伝
あなたの幹の下にも
放つ香に呼応する素敵な方々が
自ずと集まってきますようにと
そんな願いを込めて書き上げました。
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1 鞍馬寺(京都市)
2 天河神社(奈良県天川村)
3 鹿島神宮(茨城県鹿島市)
4 香取神宮(千葉県香取市)
5 高尾山(東京都八王子市)
6 三輪山(奈良県桜井市)
7 御岩神社(茨城県日立市)
2月3月集中して執筆しました
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